
Expo2025 大阪・関西万博 オーストリア館にて
ニーダーエスターライヒ州知事の訪日歓迎お茶会を開催
2025年5月12日(月)
オーストリア・ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト ROIP Japanは、大阪・関西万博オーストリア館からの依頼で、Expo2025大阪・関西万博オーストリア館にて、ニーダーエスターライヒ州知事ヨハンナ・ミクル=ライトナー氏と視察団の訪日を歓迎するお茶会を開催しました。
お茶会の開催にあたっては、東京から赴いたROIPメンバーの他、京都清閑寺窯5代杉田眞龍氏にもご協力いただき、ライトナー知事及び同州からの視察団の方々に、日墺の友好・親善の思いをこめた一服のお茶を楽しんでいただきました。
ニーダーエスターライヒ州はオーストリア北東部にある最大の連邦洲であり、ロースドルフ城もこのニーダーエスターライヒ州に位置しています。
ロースドルフ城の古伊万里陶片コレクションは、ライトナー知事や同州関係者からもよく知られており、代表の保科がロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト(ROIP)の活動について話すと、「この活動をなさっているのは、あなたたちだったのですか」と感激した様子で、プロジェクトについて熱心に尋ねていました。
ちなみに、会場となったオーストリア館3階のレストランにはオーストリアのグラーツにあるエッゲンベルグ城から発見された大阪絵図屏風のレプリカが飾られています。豊臣期の大阪城下が活き活きと描かれているもので、こちらもロースドルフ城陶片コレクションと同様、第二次大戦の戦果を免れたオーストリアと日本を結ぶ重要な歴史遺産といえます。
なお、オーストリア館では2025年4月13日~10月13日の会期期間中、パビリオン内の大型メインスクリーンに、ROIPのプロジェクトを紹介する30秒の動画がループ再生されております。ご来場の際は、ぜひオーストリア館にお立ち寄りいただき、ROIPの展示をご覧ください。

