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古伊万里とは

日本で最初の磁器。江戸時代に 肥前国(現在の佐賀県有田町およびその周辺)で焼成された歴史的、 美術的価値の高いやきもので、主に輸出品として伊万里港より出荷されました。ヨーロッパの王侯貴族たちにも愛され、調度品として邸宅を豪華絢爛に飾り、現代でもオールドイマリ(Old Imari)として世界中に熱烈なコレクターが存在します。

ロースドルフ城の陶片群からは、300 年前に日本より輸出された古伊万里に加えて、中国の景徳鎮窯、ヨーロッパのマイセン窯やウィーン磁器工房(初期アウガルテン)など、 貴重な陶片資料の数々が発見されました。日本の古伊万里が西洋の陶磁器に与えた影響を垣間見ることができる、歴史的価値の高いコレクションです。戦争で破壊されてもなお、その悲劇を忘れないようにと、 城主一家により今日まで大切に保管されてきました。

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